週刊やまとごころ通信バックナンバー

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SDGsへの意識と行動、環境意識が高いスウェーデン・ドイツと日本の旅行者を比較

やまとごころ通信 Vol.873

おはようございます。やまとごころ.jp編集長の堀内です。

桜の花が咲く卒業式のシーズンを迎え、コロナ禍で長らく発令されていた各種措置も
解除され、町に活気が戻ってきました。観光旅行再開に向けた海外視察の話も耳にす
るようになり、日本でも旅行再開の準備が進んでいることを感じます。

ただし、何度も言われているように「コロナ前」の状態に戻すのでは意味がありませ
ん。例えば、気候変動や貧困、人権問題など世界が共通して抱える社会課題を認識
し、サステナブルな観光に取り組むことも、大切な切り口の1つだと思います。

先日、様々な社会問題を独自の視点で分かりやすく解説するYoutuberの方の動画を見
ていた時のこと。「日本が抱える社会問題ワースト10」という動画の中で最下位に
「人々の無関心さ」を挙げていたのが印象的でした。

選挙での投票率の低さや、諸外国と比べて寄付などへの寛容性がないこともその表れ
です。また、今日のメルマガ記事にもあるように「SDGsへの重要性は理解しているも
のの、日常生活の中で行動に結びつかない」ことも、社会問題に対して無関心である
が故のこと。

かといって、具体的な行動に移すのは簡単ではありません。ただし、行動しなければ
何も変わらないと反省した私は、その日、道端で見つけたごみ拾いをすると決めて行
動してみました。

たとえシンプルなことでも継続するのは簡単ではありません。ただ、まずは自分自身
が「無関心である」ことを自覚することこそ、はじめの一歩なのかもしれません。

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SDGsへの意識と行動、環境意識が高いスウェーデン・ドイツと日本の旅行者を比較
—JTB総研調査

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観光の持続可能性をさぐるためのアンケート調査から、国際的な人の往来再開までの
準備に向けたヒントが見えてきました。

▼日本人旅行者への調査はこちら
日本人旅行者のSDGsへの意識と行動、重要性を認識するも旅行中は下がる傾向に
—JTB総研調査


▼観光業のSGDsへの意識は?
企業のサステナブル対応を調査、出遅れる観光業の実態が明らかに。加速に必要なこ
とは?


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「科学技術の進歩」と「持続可能性」の両立を目指す、ドバイの未来博物館から
考える世界の未来

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近未来的な都市ドバイに登場したユニークな外観の博物館は、あらゆる世代が最新技
術に触れながら未来について学び、考えることのできる場所となっているそうです。

▼コロナ禍でも多くの来場者があったドバイ万博のレポートです
【現地視察レポート】中東初 ドバイ万博、世界の観光地は訪問者に何を訴求してい
るのか?


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観光客がふるさと納税できる仕組み 北海道倶知安町でスタート、旅先納税で稼ぐ
地域づくりを目指す

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北海道倶知安町で来訪者がスマートフォン上で気軽に旅先納税(ふるさと納税)で
き、加盟店で使える電子クーポンを返礼品発行する「倶知安e街ギフトKU-KURU」を
3月22日より本格開始しました。

▼隣町のニセコ町の事例はこちら
北海道ニセコ町が、持続可能な観光地づくりへの挑戦を続けられる理由

▼DMOの財源確保にふるさと納税を活用した事例
かまいしDMCに学ぶ、観光規模が小さいエリアの持続可能な地域経営の「リアル」

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やまとごころ編集部のつぶやき
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ロシアのウクライナ侵攻から1カ月がたちました。この間にウクライナから国外へ避
難した人は353万人を超えたそうです(21日時点)。その避難の様子を伝える映像にペ
ットキャリーを運んでいる人の姿を見ました。中にいるのは犬でしょうか、猫でしょ
うか。うちでは犬を飼っていますが、天災など万が一のとき言葉もわからない動物た
ちの避難には、キャリーに入ることを覚えさせるのが大事だとトレーニングで教わ
ました。万が一が起きないことを祈ると同時に、避難した人々や動物たちの無事を願
っています。
(刈部けい子)