週刊やまとごころ通信バックナンバー

週刊やまとごころ通信バックナンバーをご紹介します。

2024年 新年のご挨拶|株式会社やまとごころ

【やまとごころ通信 新春臨時号】

新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2024年が始まって早々に発生した令和6年能登半島地震、また被災地へ物資を
運ぼうとした海保の航空機とJAL旅客機の衝突事故と、ショッキングな出来事
が立て続けに起こってしまいました。犠牲になった方やご遺族の方、また被災
された方のことを思うと、心が痛みます。

特に今回被害が大きい能登半島は、観光地として大勢の人々が訪れる金沢から
いかにして一歩足を延ばして訪れてもらうか、ということでサステナビリティ
の観点での取り組みを進めたり、富裕層誘致に取り組んでいるエリアです。
今も安否不明者が多数いて、人命救助最優先で活動している所ではありますが
1日も早い復興を心から願っております。

また、被害がなかった/あるいは軽微な地域においても、宿泊キャンセルが相
次いでいるという声も聞こえてきます。正確な情報収集に努めたうえで「旅を
する」ことも被災地への支援の1つにもなりえます。できることを一歩ずつ積
み重ねていきたいと思います。

観光インバウンド業界を振り返ると、インバウンド再生元年だった2023年は、
3年半ぶりの訪日旅行再開に、東京、京都などをはじめとしたゴールデンルー
トを中心に賑わいが戻りました。一方で有名な観光地へ人が殺到したことで、
オーバーツーリズムが再び大きな問題となりました。それらの課題を解決する
方法の一つが、政府が掲げる戦略にもあるように、地方部の認知度を高め、
地域ならではの魅力度アップを通じて、訪日客により一層足を運んでもらうこ
とだと改めて実感しています。

2024年は、海外動向をはじめ、全国各地で動き出す地方創生や地域活性化の
新しい芽、常識が目まぐるしく変化する時代に生まれつつある新しい価値など
にこれまで以上に目を向けて、「観光/インバウンドで地域を元気にする組織
や企業、個人」に対して、示唆や学びのある情報をお届けしたいと思います。

そのためにメンバー一同真摯に取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお
願いします。

なお、今年最初のやまとごころ通信は、1月9日(火)に配信いたします。引き
続きご愛読ください。

やまとごころ.jp編集長
堀内 祐香