週刊やまとごころ通信バックナンバー

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2019年比1割増 高所得者が多い「中東」旅行者の日本への期待、信じ難い新トレンドとは?

やまとごころ通信 Vol.1000

おはようございます。やまとごころ.jp編集長の堀内です。

本日配信するメルマガは、Vol.1000となりました。

読者の皆様がメルマガを読んでくださっているからこそ、ここまで継続できることができまし
た。ときに感想や生の声を届けてくださることが、とても励みになっています。ありがとうござ
います。今後も、皆様のインバウンド推進に役に立つ情報を届けていきますので、やまとごころ
編集部一同、どうぞよろしくお願いいたします。

なお、今回の節目に、過去のメルマガ内容をチェックしたところ、2013年に発信したVol.300台が
見つかりました。東京オリンピックが決まり、訪日客数が初めて1000万人を突破した年です。

当時の観光庁の予算は100億円程度の規模で、2023年度の約300億円と比較すると約3分の1程
度。この10年で訪日客数、予算共に3倍となったことを考えると、市場が大きく成長したことを改
めて実感します。

一方、発信しているコンテンツや勉強会の内容を見ていくと、豪州からの旅行者の人気スポット
として、ニセコに続き白馬が注目を集めていること、ムスリムについて学ぶ勉強会の開催などで
旅行者に人気の場所、外国人旅行者受け入れに必要なことは、今も昔も大きく変わっていないこ
とを感じました。

5年後の2028年、10年後の2033年インバウンドを取り巻く市場はどうなっているのでしょう
か。2033年は、現在と比較して何倍のマーケットになっているのでしょうか。そんなことを考え
ながら、今週のメルマガをお届けします。

新市場特集の第2弾「中東」の訪日旅行者の属性について、詳しく紹介しています。ぜひ読んでみ
てください。

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【特集】2019年比1割増 高所得者が多い「中東」旅行者の日本への期待、信じ難い新トレンド
とは?

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JNTOでも訪日プロモーションに戦略的に取り組む中東市場。特徴的な旅行スタイルや、訪日市場
拡大のためにできることを解説します。

アジアのライバルが中東市場の取り込みのためにやっていることは
アジア諸国の観光客誘致戦略、中東市場向けマーケティングから日本が学べること

ヴィーガンと同時にハラール食にも取り組む事例
ヴィーガン対応で地域をリードする、老舗温泉旅館のインバウンド取り組み

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サステナブル・トラベルへの関心、世界と日本の旅行者の違いは? ーブッキング・ドットコム
2023年調査

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日本を含め世界の旅行者の5人に4人が「よりサステナブルな旅行をすることは自身にとって重
要」と答え、サステナブルトラベルへの強い関心を示しています。

▼世界全体の調査結果はこちら
旅行者の悩み コスト削減か、サステナブル・トラベルを選ぶか─ブッキング・ドットコム調査

▼世界の旅行者の6割が国際認証を重要視しています
【徹底解説】欧米豪インバウンド誘致を見据え押さえたい、サステナブルツーリズムの国際認証

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やまとごころ編集部のつぶやき
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先週から始まった世界水泳、8月の世界マスターズを控え、海外から注目を集める福岡。九州在住
支部員によると、訪日客数も戻りつつあり、地域ガイドの増強が急がれているとのことです。