週刊やまとごころ通信バックナンバー

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急速に進化する中国富裕層の旅行トレンド、訪日誘致に迫る危機

やまとごころ通信 Vol.1020

おはようございます。やまとごころ.jp編集長の堀内です。

本日のメルマガでも紹介していますが、日本のディープな旅行情報を中国市場に届けるメディア
「行楽」袁社長に寄稿していただいた、雲南省に新しい価値を見いだす中国人アッパー層の旅行
トレンドは、今まで知らなかったトレンドや動向が浮き彫りになっており、興味深いです。

記事には書いていませんが、処理水の海洋放出についての影響を聞いたところ、中国のアッパー
層との会話では、話題にもならないとのこと。もちろん訪日への影響もゼロではないと思います
が、悪い情報はニュースにもなりやすいし、広まりやすいという特性を理解し、こうした報道に
惑わされすぎずに、あらゆる側面から情報収集することは大切だなと改めて感じました

統計やデータで見ると、中国の海外旅行市場自体の回復がかなり遅いという実態も見えてきてい
ます。こうした情報もやまとごころ.jpで取り上げていますので、ぜひご覧ください。

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急速に進化する中国富裕層の旅行トレンド、訪日誘致に迫る危機
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中国では富裕層のニーズや旅行スタイルが急速に進化しているとのことです。コロナ禍で国内旅
行の新しいスタイルを見出した中国人富裕層の動向を紹介します。

▼中国市場攻略法
中国市場のマーケティング戦略、競合市場との差別化カギに。20~40代のボリューム層に照準
あて施策展開


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国慶節休暇の中国人旅行動向、カップルと一人旅の予約増。最も人気の海外旅行先は?
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国際線の回復の遅れが指摘される中国ですが、国慶節連休の初日で出国数のピークである9月29
日の旅行予約はコロナ前の84%まで戻っているそうです。

▼国慶節休暇の詳細はこちら
2023年の中国大型連休「国慶節」3年半ぶりの海外旅行解禁、訪日への影響は?

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【訪日外国人数】2023年8月訪日客数215万6900人、2019年同月比85%まで回復。メキシコ、
中東、カナダなどで伸長

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8月の訪日客数は夏期休暇や航空便の復便・増便もあり、コロナ前の8割超まで回復してきました。

▼訪日客が増えているメキシコですが、旅行先として高い人気があります
米旅行雑誌「2023年世界の人気都市トップ25」発表、京都がトップ3に返り咲く。メキシコ5都
市がランクイン


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やまとごころ編集部のつぶやき
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9月中旬にソウルに行きましたが、韓国旅行のメリットの一つに交通費の安さが挙げられると思
います。特に観光客に嬉しいのはタクシー代が安いことではないでしょうか。多少のウォン高と
タクシー代値上げがあっても、時間が限られている旅行者には強い味方です。コロナ禍以降は流
しのタクシーが拾いにくくなったので、最近はもっぱらカカオタクシーという配車アプリを活
用。大人数でも複数台を一度に呼べるので重宝しました。もっとも私はルートが充実していて乗
り換えも簡単なバスの車窓からソウルの街を眺めるが好きですが。
(刈部けい子)