週刊やまとごころ通信バックナンバー

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2023年1-7月期の国際観光客数 コロナ前の84%まで回復、中東では2019年水準の2割増-UNWTO

やまとごころ通信 Vol.1024

おはようございます。やまとごころ.jp編集長の堀内です。

私が住むシェアハウスは、家主居住型の民泊もやっており、Airbnbを経由して様々なゲストが泊
まりにきます。

コロナ後は、数週間程度の長期滞在の人の予約が増えており、先日までは韓国からの若い男性が
滞在していました。少し日本語ができる彼は1カ月東京に滞在し、まさに「住む」ように旅をし
ていました。シェアハウスオーナーの娘とその友人(いずれも中学生)と一緒に下北沢に遊びに
行ったかと思えば、1人で銀座を歩きつくしたり、美術館に行ったり、まさに日本人が週末を過
ごすかのようにいろんな場所を訪れています。

そんな彼は銀座でギターを買い、美術館を訪れた記念に図録を購入し、でも食へのこだわりは薄
いのか、家でパスタを作っていたり、趣味嗜好やお金をかけるポイントからその人の価値観が見
えるのも、興味深いです。

訪日客をデータで分析して、統計的に把握することも大切ですが、多様な旅行スタイルを肌で感
じるのも面白いものです。

本日のメルマガでは、UNWTOが発表した2023年1~7月までの国際観光客数をまとめています。
中東が20%増とぐんぐん伸びているのも興味深いので、ぜひご覧ください。

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2023年1-7月期の国際観光客数 コロナ前の84%まで回復、中東では2019年水準の2割増-
UNWTO

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今年1月から7月までに国際線を利用した観光客は推定7億人で、コロナ前の16%減。7月単月では
9割まで回復しています。

▼中東市場をおさらい
【特集】2019年比1割増 高所得者が多い「中東」旅行者の日本への期待、信じ難い新トレンド
とは?


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米国の大手旅行雑誌「世界で最も魅力的な国ランキング」で日本が1位、都市ランキング2位に
東京。訪日への期待高まる

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今年はアメリカからの訪日客が2019年の水準を超えて増えています。米雑誌の読者投票では
「世界で最も魅力的な国」に日本が選ばれました。

▼旅行需要の回復が著しいアメリカ
2023年夏 世界の旅行トレンド、出入国数ともトップのアメリカが回復を牽引

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やまとごころ編集部のつぶやき
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