週刊やまとごころ通信バックナンバー

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提言/アドベンチャートラベルは「体験」してから売る、誘客に必要な3つの戦略

やまとごころ通信 Vol.977

おはようございます。やまとごころ.jp編集長の堀内です。

街中でも外国人旅行者を見る機会が圧倒的に増えましたが、同時に道に迷っている人も良く見
かけます。時間に余裕があるときは声をかけて、できる範囲でサポートするようにしています。

先日、東京駅の山手線のホームで迷っている3人組を見かけたので、声をかけてみました。す
ると、これに乗りたいんだと特急券の切符を見せてくれたのですが、切符自体も英語表記でパ
ッと見てよくわからない。しかも、乗る予定の電車はすでに出発済み。行き先の駅名を見て
も、どこかよくわからない。Google Mapで検索しても出てこない。一緒にあたふたしてしま
いました。

最終的には、乗り場のホームも見つかり「特急券は指定席だから、駅員さんに聞いて変更して
もらった方がいいよ」とだけ伝え、別れました。せっかく声をかけたのに、何とも頼りない
道案内となってしまいました。

東京の交通事情が複雑なのは言うまでもありませんが、慣れない旅先で道に迷うというのは
よくある話です。それも一つの経験だと思いますが、そういう時にさっと手助けできるよう、
時間にも心にも余裕を持ち、交通事情も詳しくありたいなと改めて思いました。

ちなみに、後で調べたところその3人組の行き先は、ひたちなか海浜公園のようでした。

今日のメルマガでは、今注目集める「アドベンチャートラベル」をテーマとしたインタビュー
記事を紹介しています。長年、日本人のアウトバウンドを中心に事業展開してきたアルパイン
ツアーサービス株式会社の芹澤氏に、日本の現状や課題、可能性について伺っています。アド
ベンチャートラベルに限らず、テーマ型旅行を推進していくにあたって大切な視点ですので、
ぜひご一読ください。

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【提言】アドベンチャートラベルは「体験」してから売る、誘客に必要な3つの戦略
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今年9月に北海道でアドベンチャートラベルワールドサミット(ATWS)が開催されますが、
これまでアドベンチャートラベラーに「日本」が選ばれてこなかったのはどうしてなのでしょ
うか。

▼スイスで開催されたATWSレポートはこちら
アドベンチャートラベル誘致に必要な視点とは? ワールドサミット スイスルガーノ参加レポ
ート


▼アドベンチャートラベル推進のセミナーはこちら
【経営者レポート】北海道宝島旅行社鈴木氏が語る、アドベンチャートラベルで「満足度」を
上げるコツ


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【訪日外国人数】2023年3月訪日客数181万7500人、入国再開後 最高を記録。米豪でもコロ
ナ前超え

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3月の訪日客数は桜シーズンの訪?需要の高まりやクルーズ船の運航再開等の影響もあり、2月
から34万人の増加となりました。

▼今後増加が期待される中国人の旅行意識は?
中国人に聞く行きたい旅行先1位は日本、ショッピングのニーズ大。買いたい商品ナンバーワ
ンは?


▼訪日旅行の需要は大きいものの世界のトレンドと比較すると?
【現地レポ】日本は世界の旅行トレンドから遅れている? 3年ぶりのヨーロッパ渡航で感じ
たこと


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持続可能な観光推進モデル事業、自治体・DMOなどを対象に公募スタート
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観光庁が持続可能な観光推進モデル事業の公募を開始しました。募集期間は5月19日までで、
「優良モデルの構築」と「人材育成」の2つの事業を通じて持続可能な観光地域マネジメント
体制確立を目指します。

▼持続可能な観光に取り組むならこちらをヒントに
【徹底解説】観光業界がなぜ「持続可能な観光」に取り組むべきか、その理由を考える

持続可能性に貢献、ベジタリアン・ヴィーガンの知っておくべき基礎知識とトレンド

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やまとごころ編集部のつぶやき
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先週読んだニュース。ドイツのアーティストが著名な写真コンテストで受賞した自身の作品が
人工知能(AI)を用いて制作した画像だったことを明かし、受賞を辞退したとのこと。コンテ
スト主催者はそれを知っていた上で、様々な実験的アプローチを評価する「クリエイティブ」
カテゴリーの作品として価値を認めていたそうですが、作者の受賞辞退で大きな話題になって
います。そんな記事を読んだ後でテレビをつけたら、NHKのニュースをAIの自動音声が読んで
いました。私が不勉強なだけなのかしりませんが、AIはすでに私たちの暮らしに浸透している
のですね。
(刈部けい子)