週刊やまとごころ通信バックナンバー

週刊やまとごころ通信バックナンバーをご紹介します。

観光地DX最前線~欧州スマートツーリズム首都2022に選出スペイン・バレンシアの取り組み

【やまとごころ通信 Vol.947】

おはようございます。やまとごころ.jp編集長の堀内です。今年最後のやまとごころ通信をお送り
します。

2020年以降、時が止まったかのようになっていた観光インバウンド業界ですが、約3年の時を経
てやっと動き出しました。

私はというと、在宅ワークが定着し、平日の夜も週末も人込みを避けて町に繰り出すことが減っ
てしまったのですが、久しぶりに夜の新宿を歩いていると、外国人の姿を見かけるようになりま
した。ちょうど、コスチュームを身にまとったゴーカートが「マリオカート」のように道路を走
る姿も見かけ、より一層インバウンドが戻ってきたことを実感しています。

先日発表された、2022年11月の訪日客数は93万人、2019年同月比ではまだ4割弱ですが、10月の
本格再開前までは9割減だったことを考えると、驚くほどのスピードで回復が進んでいます。

依然として世界情勢は不安定で、物価高も進み、人材不足など不安要素は多数ありますが、2023
年は、動きだしたインバウンド業界のトレンドや動向を届けていきたいと思っていますので、引
き続きよろしくお願いします。

それでは、2022年を締めくくるやまとごころ通信をお楽しみください。

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観光地DX最前線~欧州スマートツーリズム首都2022に選出スペイン・バレンシアの取り組み
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バレンシアで開催された「スマートデスティネーション世界会議」の様子とスペイン各都市のデ
ジタル戦略や取り組みを紹介します。

2022年の欧州スマートツーリズム首都候補にもなったリュブリャナの取り組み
「住民の9割が観光を歓迎」スロベニアの首都リュブリャナが行うデジタル戦略

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2022年 海外メディアが報じた観光業界トピックス、宿・交通など業種ごとに紹介
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ようやく観光回復の光が見えてきた2022年、海外メディアで注目の話題を業種ごとにピック
アップしました。

▼食の多様性もこれから注目です
ヴィーガン対応で地域をリードする、老舗温泉旅館のインバウンド取り組み

▼人気コラムをまとめてお楽しみください
海外メディアななめ読み

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【訪日外国人数】2022年11月訪日客数93万4500人、インバウンド解禁でコロナ前4割近く回復
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10月の個人旅行解禁により、11月は前月からほぼ倍増、今年最大の増加数となりました。

▼訪日客数が一気に増えた韓国、インバウンド誘致にも積極的です
観光大国を目指す韓国、KーPOPコンテンツを武器に2027年 インバウンド3000万人目標掲げる

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米旅行誌コンデナスト・トラベラー、宿泊施設リスト「Gold List 2023」発表。星のや京都日本か
ら唯一の選出

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旅行業界で権威のあるランキングの一つと言われる「Gold List」が発表され、アジアからは12軒
が選出されました。

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年末年始特集
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12月は、年末年始特集をお届けしています。
まだご覧になっていない方はこちらからどうぞ。

編集部セレクト2022年の観光・インバウンド業界ニューストップ10

2023年のインバウンドを予測する
主要7市場9人の専門家の方に、2023年の訪日動向予測を寄稿していただきました。

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やまとごころ編集部のつぶやき
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今回、海外メディアななめ読みで取り上げられていた、フランスで近距離の航空機移動の禁止の
話を興味深く読みました。列車で2時間半以内で移動できる場合は、航空機の運航を禁止するとい
うものです。最初はパリ・オルリー空港とナント、リヨン、ボルドーを結ぶ路線で、成功すれば3
年後にさらに廃止される路線が増えるという。W杯で活躍したフランス代表のエムバペ選手が国
内リーグの近距離移動で飛行機を使ったことを指摘され、笑ってごまかしたことからメディアか
ら非難されたという話もあって、今や注目度高いですね。
(刈部けい子)