週刊やまとごころ通信バックナンバー

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独自調査/外国人旅行者のインバウンド動向、訪日旅行の情報収集・最も参考にしたWebサイトは?

やまとごころ通信 Vol.971

おはようございます。やまとごころ.jp編集長の堀内です。本日のメルマガ冒頭で紹介している
記事は、訪都した外国人旅行者を対象に行った調査結果をまとめたものです。旅行スタイルや
情報収集についてアンケートを行いましたが、どんなWebメディアを参照しているか、具体的
にきいていますので、ぜひ読んでみてください。

実は、ちょうど最近、トルコ人の友人が日本旅行に来ていました。30代夫婦の旅で、東京5
日、関西5日で合計約10日間、渡航を決めたのは出発の1カ月前とのこと。滞在中はGoogle
ンズを駆使してメニューを確認し、翻訳ツールを使って店員さんとコミュニケーションをとる
ので、大きな問題はないと、異国の地「日本」を満喫していました。

今後の訪問予定地についてのメモを見せてもらうと、彼らのTo Goリストは全部英語。旅程を
立てた旦那さんはあまり英語が得意ではないと言っていましたが、日本の観光地の情報はだい
たい英語で集めているようです。

その後、私もおすすめスポットの情報共有しましたが、やり取りは英語、参考にと私が送った
のも英語の記事ですが、自動翻訳機能で、大枠の内容を把握するのは十分でした。もちろん、
自国の言語で情報収集出来るに越したことはないですが、情報の量と質、翻訳技術を考えると
やはり「英語」が重宝するのかもしれませんね。

ちなみに、私がトルコ人の友人に参考情報として送ったのは「TripAdvisor」「japan-
guide. com」の2つのサイトのコンテンツでした。無意識でしたが、個人的にも調査結果に納
得させられました。

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【独自調査】外国人旅行者のインバウンド動向、訪日旅行の情報収集・最も参考にしたWeb
サイトは?

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やまとごころ.jpでは、3月に東京を訪れた外国人旅行者を対象に街頭調査を行い、コロナ禍を
経たインバウンド客の旅行動向を探りました。

▼日本人の情報源は?
日本人の旅行意向調査、国内旅行は8割も、海外2割にとどまる。情報収集方法世代間で大き
な差


▼こちらは在日外国人の旅行スタイル調査です
調査結果から解説 在日外国人の日本の旅行スタイル、訪日客とどう違うのか?

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2023年世界幸福度ランキング 1位は6年連続フィンランド、日本は47位。信頼の重要性増す
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今回のランキングの対象となった3年間はコロナ禍にありましたが、多くの国で寛容度が上が
ったと報告されています。

▼幸福度1位のフィンランドはどんな国なのでしょう?ここではマーケティング戦略から見て
いきます
フィンランドといえば「オーロラ」になるまでの10年がかりのブランド戦略

フィンランドが「サステナブル・ツーリズム」を国家戦略に掲げ取り組む理由

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北海道の旅ナカの魅力発信、インバウンド向け情報サイト「SASARU for visitors」オープン
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北海道を訪れる外国人観光客に対して、自国のガイドブックには掲載されていない最新の北海
道の地域情報を発信します。

▼インバウンドへの情報発信のヒントはこちら
欧米豪市場向けのその多言語対応、本当に必要ですか?

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やまとごころ編集部のつぶやき
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この春の海外からのお客様が2組帰国しました。1人は鎌倉に1カ月滞在した女性で、その間に1
組の夫婦が、NZへの旅の途中に立ち寄って京都を1週間旅しました。どちらもスイスからのリ
ピーターでした。このあと、ドイツからの親子が1組、スイスから夫婦2組4人組がやってきま
す。ドイツからの親子は仕事が忙しく1週間しかいられないため、効率よく旅したいという理
由でガイドとの旅を望まれました。その後の4人組はアクティブシニアで日本中を約1カ月かけ
て巡ります。本格的に動き出したなと実感しています。
(清水陽子)