週刊やまとごころ通信バックナンバー

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ガストロノミーツーリズム国際会議「多様性」「持続可能性」などテーマに議論、日本の可能性と課題は

やまとごころ通信 Vol.952

おはようございます。やまとごころ.jp編集長の堀内です。

1月21日より春節休暇がスタートしました。中国の海外渡航解禁が1月8日からということで、ビザ
申請などに時間がかかることからも、今年の春節の中国からの訪日回復は一部にとどまりそうです
が、春節明けの2月から団体の海外旅行が解禁されると報道がありました。

現段階では渡航先が東南アジアなどを中心に20カ国、日本は含まれていないということですが、
時間の問題であることを考えると、桜のシーズンには中国からの訪日客も戻ってくることが予想さ
れます。

長らくの入国規制により、経験ノウハウの不足、人材不足など、課題は山積みですが、今ここでい
ち早くスタートを切れば、他社に一歩差をつけるチャンスでもあるように思います。

既に欧米や東南アジアの方など訪日客が戻ってきていますが、より一層活気づきそうですね。

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ガストロノミーツーリズム国際会議「多様性」「持続可能性」などテーマに議論、日本の可能性と
課題は

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UNWTOが推進するストロノミーツーリズムに関する本格的な国際会議が日本では初めて奈良市
開催されました。レポートをお届けします。

観光庁予算にも新規事業として「ガストロノミー推進」が組み込まれました
2023年度観光庁予算要求454億円、観光インバウンド回復見据え旅客税事業は前年度比3.3倍

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Z世代の沖縄旅行意向、免許なし4割 「レンタカー」より「公共交通」。環境への意識高く
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レンタカー利用率が高い沖縄旅行でも、Z世代はクルマ離れ。公共交通機関の利便性や楽しさな
ど、訪日観光客にも通じる情報発信が求められます。

▼沖縄はエシカルトラベルを推進しています
世界から選ばれる持続可能な観光地を目指す沖縄、エシカルトラベルを推進

▼Z世代が世界のクルーズ業界の最大の消費者になるとの予測も
順調に回復する世界のクルーズ市場、人気はテーマ型クルーズやリバークルーズ

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【訪日外国人数】2022年訪日客数コロナ前比1割の383万1900人、12月は5割まで回復
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2022年12月の訪日外国人数は11月から約1.5倍の137万人となり、コロナ禍以降初めて100万人を突
破しました。

▼訪日数が急増した韓国は、観光大国を目指しています
観光大国を目指す韓国、KーPOPコンテンツを武器に2027年 インバウンド3000万人目標掲げる

台北国際旅行博でも韓国は力を入れていました
インバウンド再開後初の大規模イベント 台北国際旅行博(ITF2022)、各国・地域は台湾消費者にど
うアピールしたのか?


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観光庁 環境に負荷をかけない旅に向け「グリーンな観光・国際観光シンポジウム」を開催
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世界的に注目されているグリーンな観光ですが、日本では認知が低いため、その内容やメリットに
ついて理解を深めるため観光庁がシンポジウムを開催します。

サステナブルツーリズムの国際認証の取得にどのような意義があるのでしょうか
【徹底解説】欧米豪インバウンド誘致を見据え押さえたい、サステナブルツーリズムの国際認証

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やまとごころ編集部のつぶやき
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スキー旅行の予約をしました。今年は宿泊代が高いと感じました。消費者としては安いに越したこ
とはありませんが、良いものはそれなりの対価を支払うべきだと思うので、前向きにとらえていま
す。「良いものを安く」を善とする風土が日本をどんどん安い国にしてしまうのではないでしょう
か。日本で流通しているモノもサービスも既にとても質が高いのに価格は良心的で、「一体どこに
しわ寄せがきているのだろうと」考えてしまいます。「良いものだから自信を持って高く売りま
す!」が通用する空気が生まれるといいなのになと思います。
(清水陽子)