週刊やまとごころ通信バックナンバー

週刊やまとごころ通信バックナンバーをご紹介します。

中東3国のインバウンド戦略 国際イベントを観光客誘致にどう活用するか? ーFIFAワールドカップ企画

やまとごころ通信 Vol.937

おはようございます。
サッカーのワールドカップが日曜日に開幕しました。開催国のカタールをはじめ、サウ
ジアラビア、アラブ首長国連邦の中東3カ国は、インバウンド誘致でもゴールを明確に
したスピーディなアプローチで成果を上げています。今週の注目記事で取り上げている
ので是非ご覧ください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━
中東3国のインバウンド戦略 国際イベントを観光客誘致にどう活用するか? ーFIFAワー
ルドカップ企画

━━━━━━━━━━━━━━━━━
ワールドカップや万博など大規模イベントで存在感を示す中東3カ国、積極的なインバ
ウンド戦略に迫ります。

▼中東最大の旅行博「アラビアン・トラベル・マーケット」のレポートはこちら
アジア諸国の観光客誘致戦略、中東市場向けマーケティングから日本が学べること

━━━━━━━━━━━━━━━━━
【訪日外国人数】2022年10月訪日客数49万8600人、インバウンド解禁で倍増。韓国市
場は前月比4倍

━━━━━━━━━━━━━━━━━
6月以降、毎月2万人ずつ増えてきている状況でしたが、さらなる水際対策の緩和で10月
は9月より29万2100人と桁違いに増加しました。

▼韓国では訪日需要が加速しています
日韓路線の増便ラッシュ、訪日パッケージツアーやアクティビティ商品も売上好調

━━━━━━━━━━━━━━━━━
2022年9月世界の航空需要、世界的な回復傾向続くも、ゼロコロナ政策の中国取り残さ
れる

━━━━━━━━━━━━━━━━━
世界の航空需要は力強い回復基調にあり、特に欧州、中南米の国際線は2019年の水
準に近づき、アジア太平洋地域も中国を除くと挽回しています。

▼IATAが行なった旅客調査はこちら
コロナ後の旅行における旅行者の最大の関心事、スムーズなオンライン体験ーIATA調査

━━━━━━━━━━━━━━━━━
UNWTO ロンドンで観光大臣会合「観光再考」をテーマに持続可能性や協力の重要性を
強調

━━━━━━━━━━━━━━━━━
英国ロンドンで開催されたワールドトラベルマーケットでUNWTOによる世界各地域の
観光大臣会合が行われ、パンデミック後の観光に臨む姿勢が話し合われました。

12月には奈良でUNWTOガストロニミーツーリズム世界フォーラムが開催されます
第7回UNWTOガストロノミーツーリズム世界フォーラム、12月に奈良県で開催

ツーリズムEXPOジャパンでも持続可能な観光が意識されていました
2年ぶりの開催 ツーリズムEXPOジャパン2022は来場者に「持続可能な旅」を訴求でき
たのか?


━━━━━━━━━━━━━━━━━
やまとごころ編集部のつぶやき
━━━━━━━━━━━━━━━━━
今月のCNNトラベルでスリープツーリズムというものが急成長しているという記事を読
みました。休暇を利用して、睡眠習慣を改善しようというものだそうです。パークハイ
アット・ニューヨークでは、睡眠を促すアメニティを取り揃えたスイートルームがオー
プンし、ロンドンにも睡眠を重視したホテルがあるそうです。疲れている人が増えてい
るのでしょうか。日本の旅館もゆっくりする施設としては負けていないですね。
(清水陽子)