週刊やまとごころ通信バックナンバー

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ラグジュアリートラベル商談会「Connections」から見る、アフターコロナの富裕層の旅行動向

やまとごころ通信 Vol.932

おはようございます。やまとごころ.jp編集長の堀内です。

今週のおすすめ記事は、ラグジュアリートラベル商談会「Connctions」の参加レポート
です。一般的な商談会のようにだれでも参加できるわけではない商談会の全容をレポート
いただきましたので、ぜひご覧ください。

「自分自身、富裕層ではないので、富裕層誘致といって何をしたらいいのかわからな
い」という悩みはよく聞かれます。

私自身も、安くて良いものに目がない庶民ですが(笑)、先日飛行機に乗った際の出来
事をひとつ。旅先で買ったお餅を機内で食べ、そのごみを、ドリンクを飲み終えた空の
紙コップとともに渡したところ、CAの方がすっとおしぼりを渡してくれました。ごみに
お餅の粉がついていたことから、手や口を吹きたいだろうと推測してくれたのだと思い
ます。

その時私が乗っていたのはエコノミー席でしたが、きっとそのCAの方は、ビジネスクラ
スやファーストクラスの対応もしているのだと思います。

ちょっとした行動やしぐさから、相手が欲しているものを察知して機転を利かせ、でき
ることを考えてやってみる、そういうことがまず第一歩として大切なのだなと思いまし
た。

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ラグジュアリートラベル商談会「Connections」から見る、アフターコロナの富裕層の旅
行動向

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1回の旅行で1人当たり平均100万円以上を使う、高付加価値旅行者。彼らを対象にした商
談会への参加レポートと今後の旅行動向をお伝えします。

▼富裕層マーケットに関わる概念のひとつ、ハイエンドトラベルとは?
ハイエンドトラベラーを魅了する地域づくりに向け、観光事業者ができること

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2022年10-12月の旅行動向予測、ドル高・ユーロ安が欧州の旅行市場回復に貢献、都市
部が人気

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欧州の旅行市場は回復を続けていますが、日本や香港の規制緩和もヨーロッパにとって
は朗報で、回復をさらに推進するでしょう。

▼日本と欧州を結ぶ路線も増便ラッシュのようです
日本の入国規制緩和を受け、欧州を結ぶ航空路線の増便相次ぐ。インバウンド増に追い


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日本好きアメリカ人への旅行需要調査、3人に1人が3カ月以内の訪日を検討。温泉や自然
が人気

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約2年半ぶりとなる訪日全面解禁を受け、訪日旅行を待ち望んでいた観光客が動き出して
います。アメリカからの訪日客の動向はどうでしょうか。

▼9月の訪日客数は2年半ぶりに20万人を超えました
【訪日外国人数】2022年9月訪日客数20万6500人、パンデミックでの入国停止以降 初
の20万人突破


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観光レジャー市場のDX推進と訪日客向け販売拡大に向け、旅ナカOTA Klookとアソビュ
ーが提携

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インバウンドが再開し、国内旅行支援も開始されるなか、国内レジャー・観光事業者の訪
日観光客集客支援によって販売拡大するという点で目的が一致しました。

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やまとごころ編集部のつぶやき
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先週から少し時間を見つけたので、読書をしていますが、偶然にも10月27日から11月9日
までは読書週間だそうです。戦後すぐに制定されたときの目的は「読書の力によって、平
和な文化国家を作ろう」というもので、70年あまりで日本は世界のなかでも特に「本を
読む国民」の国になったとか。個人的には神保町の古本市だったり、書店独自のフェア
が展開されたりと、文化の日をはさんで2週間のイベントはそのぐらいしか思いつきま
んが、たしかに秋の夜長は読書の楽しさを再発見するにはもってこいですね。
(刈部けい子)