週刊やまとごころ通信バックナンバー

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観光地のバリアフリー対応が経済的メリットを生み出す理由

やまとごころ通信 Vol.919

おはようございます。やまとごころ.jp編集長の堀内です。

本日のメルマガで紹介している「アクセシブルツーリズム」の対談では、記事には書
けないほどたくさんの示唆をいただきました。

日本でも既に駅など多くの公共施設でハード面でのバリアフリー進んでいますが、
100%バリアフリーにすることは難しい。そうなったときに大切なのは「ソフト面で
バリアフリー」を進めること。困っているときに声をかけて助ける。相手の要望に
応じてその場でできることを考えて柔軟に対応することです。

そのためには、お客様として完璧に対応するという姿勢ではなく、1人の友人として
できることを皆で協力してやろう、という発想になること。

対談中のグリズデイルさんからの「障がい者と友達になってほしい」という言葉が、
すごく印象的でした。

新しい視点を取り入れるという意味でも、アクセシブルツーリズムの対談記事、ぜひ
読んでみてください。

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【対談】観光地のバリアフリー対応が経済的メリットを生み出す理由(前編)
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ダイバーシティインクルージョン」の視点の一つ、誰もが便利で利用しやすい環
境を意味する「アクセシビリティ」について、車椅子を利用するグリズデイル・バリ
ージョシュアさんに伺いました。

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【対談】海外事例に学ぶ、観光地が今すぐできるアクセシビリティと情報発信のコツ
(後編)

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アクセシビリティ第2弾では、観光事業者や自治体、DMOなどの組織が取り組むにあた
ってのキーポイントや大切な考え方について詳しく伝えます。

▼訪日プロモーションのヒントはこちら
多様性の時代の欧米豪プロモーションを考える

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コロナ禍で人気の登山、2022年夏の傾向は? 移動距離はコロナ前水準に回復
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行動制限のなかったこの夏は登山をする人たちも移動距離が増えたようです。コロナ
禍ならではの特徴をデータから見ます。

▼海外旅行の目的に登山・ハイキングをあげる人も一定層いるのがわかります
訪日客の満足度が低い、改善すべき日本の観光コンテンツとは? アジアと欧米豪で
ニーズに違い


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カーボンオフセット付き CO2実質ゼロの旅販売、旅行会社と鉄道が連携
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脱炭素社会の実現に向けた動きは旅行業界でも注目されています。鉄道移動で排出さ
れたCO2を実質ゼロにする旅行商品とはどういうものでしょう。

温室効果ガスを出さない町への取り組み
年間100万人の観光客が訪れる長野県小布施町の「ファン」を巻き込む持続可能な地
域づくり


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やまとごころ編集部のつぶやき
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台湾に親戚がいるのですが、高齢の叔母の体調があまり良くないと聞いています。す
ぐに行ってみようかと思ったところ、ちょうど台湾で新型コロナウィルス感染症の新
規感染者が増えていた頃で、本人から来ない方がいいと言われました。台湾は9月12
日から一部の国からのビザなし入国を認めるとの発表があり、行ってみることがきで
るかなと期待しましたが、日本は残念ながら対象外でした。年末年始には行けるとい
いなと思っています。
(清水陽子)