週刊やまとごころ通信バックナンバー

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北海道ニセコ町が、持続可能な観光地づくりへの挑戦を続けられる理由

やまとごころ通信 Vol.867

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おはようございます。やまとごころ.jp編集長の堀内です。

先週、京都に行ってきました。
まだ22時前だというのに、まるで終電も終わったあとの真夜中であるかのように大通
りはガラガラ。確かに自分自身も、夜9時を過ぎて出歩くことがほとんどなくなった
ので、そうなるのも無理がないのですが、人気もなくすっかり変わり果てた夜の京都
の様子を見て、改めて世の中は変わってしまったんだなと、少し寂しい気持ちになり
ました。

一方、京都に住む方が「30年前はこんな感じだった。道路の混雑も落ち着き、バスも
時間通りに来るようになった」と話していたのもすごく印象的でした。

観光客が訪れることで新たなビジネスが生まれ、地域が活性化する側面もあります。
ただ、住民の快適な生活を守りながら、観光客の方にも満足してもらい、経済的にも
潤う。そうした状態はどのようにすれば実現できるのか、各地域がそれぞれの理想を
描き、そこに向けて行動することが何よりも大切なのだと、その言葉から感じました。

今日のメルマガでは、そうした「持続可能な観光/地域づくり」に関する記事を多数
紹介していますので、ぜひご覧ください。

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持続可能な観光の促進に向け、旅行業界が取得可能な国際認証ラベル一覧
観光庁が公表

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SDGsの取組が世界的に加速する中、旅行業者が持続可能性に配慮した旅行商品を造成
するにあたり役立つ認証ラベル等を観光庁がリストアップしました

▼国際認証を活用した地域の動きはこちらも
国際基準GSTCを活用した「サステイナブルツーリズム」日本でも加速化の兆し

狙いは「日本市場開拓」持続可能な観光地づくり、自治体の広域連携が目指すもの

▼リストアップされた認証ラベル関連事例はこちら
欧州で広がるサステナブルなビーチ認証 ブルーフラッグで日本のビーチを観光資源
に、その可能性と課題


インバウンド客も満足のツアーが揃う屋久島、鹿児島の「アドベンチャー・トラベ
ル」動向を探る


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北海道ニセコ町が、持続可能な観光地づくりへの挑戦を続けられる理由
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サステイナブル・ツーリズムの分野で注目を集め、常に先駆的な動きをみせているニ
セコ町。新しい取り組みに挑戦し続けられる理由を探ります。

▼世界水準の「持続な可能な観光地づくり」に向けた取り組みはこちらも
なぜ岩手県釜石市に人が集まるのか。若者たちに響く持続可能な観光地づくりへの取
り組み


人口5000人の島が、持続可能な観光地TOP100に選ばれたわけ。鹿児島県与論島のスト
ーリー


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世界の入国規制緩和を受け、国際線航空チケット販売が2月に急増 —IATA調査
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世界中で入国制限が解除されるにつれ空の旅が一気に回復、チケット販売はパンデミ
ック以降最速の増加だそうです。

▼入国規制緩和についてはこちら
欧州で続く入国規制緩和、ワクチン未接種者に門戸を開く国も続出

外国人観光客への門戸を開く東南アジア、規制緩和で打撃を受けた観光業立て直しへ

オーストラリア ワクチン接種を条件に入国解禁、NZも段階的緩和へ。労働力不足解
消にも期待


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やまとごころ編集部のつぶやき
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我が家の近所の公園では、もう早咲きの桜が満開なのですが、先日鶯がとまっている
のを見ました。寒い冬でしたが、春が近づいているのを感じます。毎年この季節に、
カフェに行ったり、美容院に行ったり、色々なワークショップを楽しんだり、暮らす
ように鎌倉に長期滞在をするスイス人のお客様は、2020年パンデミック直前に帰国し
て以来、来日できていません。何かプレゼントを送りたいなと、考え中です。良いア
イディアがあったら教えてください。
(清水陽子)