週刊やまとごころ通信バックナンバー

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現地レポ/日本は世界の旅行トレンドから遅れている? 3年ぶりのヨーロッパ渡航で感じたこと

やまとごころ通信 Vol.973

おはようございます。やまとごころ.jp編集長の堀内です。

本日のおすすめ記事は、タイトルにもなっている株式会社美ら地球山田拓さんによる、3年ぶ
りのヨーロッパ渡航記です。ヨーロッパの旅行エージェントやITB Berlinへ参加して感じた世界
の旅行トレンドと、それらと比較した日本の課題感などを綴っていただいています。ぜひご覧
ください。

なお、記事内でも山田氏が言及している「インフレや円安による訪日旅行のお得感」につい
て、訪日旅行のコミュニティでもトピックスになっていました。コミュニティ内で豪州から日
本へ来たある人が「ペットボトルのコカ・コーラセブンイレブンではAUD$9.3、帰国後は
AUD$25ぐらい」と、コカ・コーラの写真とともにアップし、100近くものコメントが集まっ
ていました。

円安、原油高などの影響で、海外旅行へ行きづらい日々が続いていますが、5月のGW明けに
は水際対策が完全撤廃となります。現地を肌で感じるためにも海外旅行に出る人が増えていっ
てほしいですね。今年こそは私も海外に出ていきたいと思っています。

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【現地レポ】日本は世界の旅行トレンドから遅れている? 3年ぶりのヨーロッパ渡航で感じた
こと

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3年ぶりの海外渡航でヨーロッパを訪問した株式会社美ら地球代表取締役の山田拓氏、ITBベル
リンへの参加などで感じた日本とのギャップを伝えます。

▼日本の観光地について考えます
【対談】デービッド・アトキンソン氏 x 美ら地球・山田拓氏 「日本の観光地は“つまらない”。
カスタマー・エクスペリエンスの向上が必須」


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2023年旅行トレンド「ロケ地巡り」「食」が行先選びの基準に-アメリカンエクスプレス・
トラベル調査

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「ロケ地巡り」や「さまざまな食の体験」が人気とのこと。日本は十分魅力的な旅先になりそ
うです。

▼コンテンツツーリズム事例を掲載した書籍はこちら
知的冒険を持続可能な観光振興に活用「地域は物語で『10倍』人が集まる コンテンツツーリ
ズム再発見」


▼世界中からインバウンド客が訪れる日本のレストラン
【菜道】オープンわずか1年で、世界的なベジタリアンサイトの「ベスト・ヴィーガン・レスト
ラン」1位を獲得した理由


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エコツーリズムの優良事例を表彰する国際アワード、50の持続可能なコンテンツなどまとめ
たJNTOが大賞受賞

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アジアエコツーリズムネットワークが今回初めて主催したアワードで、JNTOは「エコツー
リズム・プロモーション」部門で大賞を受賞しました。

▼JNTOのデジタル・パンフレットに掲載されたエコツーリズムの事例
【サステナブル・ツーリズム】コロナ禍でも稼働率7割 徳島山間のゴミステーションに隣接す
るHOTEL WHYが宿泊者に歯ブラシ持参を求めるわけ


【DMO研究】1泊100万円の城泊を展開、地域DMOキタ・マネジメントの「手放す」インバウ
ンド戦略


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やまとごころ編集部のつぶやき
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今回紹介した2023年トレンドの記事にある「ロケ地巡り」。英語ではロケ地巡りをする人を
Set-Jetterと呼ぶそうです。昔よく耳にした自家用機で世界中を飛び回り、仕事も遊びも多忙
を極める人たちのことを指すジェットセッターと勘違いしそうですが、こちらは最近のトレン
ドとして欧米の多くのメディアにも取り上げられています。そういえば、映画『THE FIRST 
SLAM DUNK』が韓国や台湾で大ヒットしたので、江ノ電の鎌倉高校前は再びセットジェッタ
ーで賑わっているようです。
(刈部けい子)