週刊やまとごころ通信バックナンバー

週刊やまとごころ通信バックナンバーをご紹介します。

フランスの短距離路線禁止法の施行がもたらす、持続可能な新しい旅のスタイル

【やまとごころ通信 Vol.881】

おはようございます。やまとごころ.jp編集長の堀内です。

3月よりワクチン3回接種を条件に、日本帰国時の隔離が免除されるようになってから、
アウトバウンド旅行再開の動きがみられます。

インバウンド旅行再開への期待も高まるものの、インバウンド業界では慎重な姿勢や
考えの人が多数であるように感じられます。

また、各地域でも、観光客やインバウンド客の受け入れに消極的な話も耳にし、改め
て「観光/インバウンドに取り組む意義」に立ち返る必要があるのではないかと思い
ます。

読者の皆様の周りの状況はどうでしょうか。もし思うことや感じることがあれば、共
有していただけると嬉しいです。

今回のおすすめ記事は、ゲットユアガイド日本支社長仁科氏のコラム「旅ナカ体験を
活用した宿泊施設の収益アップ術」。すでに旅行が再開している欧米圏の観光事業者
の事例も紹介しています。

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宿泊施設が今すぐ実践できる「旅ナカ体験」を活用した収益アップ術
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訪日外国人1人当たりの収益を上げるのに活用できると期待されているのが「旅ナカ
体験」です。欧米諸国の事例も含めて紹介します。

▼「GetYourGuide」日本オフィス代表の仁科氏のコラムはこちらも
世界から見た日本の旅ナカ市場拡大のヒント

▼DMOでも旅ナカ体験で財源確保をしています
【DMO研究】貸ボートの価格大幅アップのわけ、自主財源を確保する高千穂観光協会
の観光地経営


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フランスの短距離路線禁止法の施行がもたらす、持続可能な新しい旅のスタイル
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フランスで短距離路線禁止法が成立したというニュース、内情はともあれ世界の人々
の意識に大きな影響を与えたのではないでしょうか。

▼【海外メディアななめ読み】のこちらの記事もどうぞ
持続可能な空の旅に向けた挑戦 100年先も地球の裏側へ飛んで行けるよう、今でき
ること


▼「飛び恥」運動で有名なスウェーデンの環境意識は?
SDGsへの意識と行動、環境意識が高いスウェーデン・ドイツと日本の旅行者を比較 —
JTB総研調査


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【訪日外国人数】2022年3月訪日客数6万6100人、新規入国再開で8カ月ぶりに5万人超え
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2022年3月の訪日外国人数は新規入国者が増えて6万6100人となりましたが、観光客の
受け入れを開始した国が増えるなか、日本は観光客に門戸を閉ざしたままです。

▼観光客へ門戸を開き始めた国々の情報はこちら
新型コロナウイルス:世界の動きまとめ

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「モノ」から「コト」へ 中古ブランド品を旅行に変える実証実験、JTBと大黒屋が開始
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JTBと大黒屋が、中古ブランド品を「お金」ではなく、大切な人との「旅の思い出」
に変えるという新たなコンセプトの実証実験を始めました。

▼ユーズド品にはサステナブルな見地からも注目が集まっています
世界の消費者トレンドは? 2022年は消費者の積極的な行動がカギを握る

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サービス範囲を観光全般に拡大!
 「観光・インバウンド入札navi」
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キーワード検索や自動検出だけでは情報収集することが難しい、観光・インバウン
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やまとごころ編集部のつぶやき
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先週公開された「民泊の検索条件でペット同伴可能が1位」という内容の記事はお読
みいただけましたか。何を隠そう私も1位に貢献していたのかもしれません。先日も
犬連れで伊豆高原へ1泊のドライブ旅行をしましたが、ペットと泊まれる宿がたくさ
んあるうえ、登山リフトや動物公園が犬同伴OKだったり、愛犬の駅なるドライブイン
があったりで、ここまでペットとの旅行が盛んなのかと驚きました。そういえば、
ットと機内で過ごせる航空会社もあるそうですね。ただし、飛行機を使うような長距
離旅行は人間だけで楽しみたいなと思います。
(刈部けい子)