週刊やまとごころ通信バックナンバー

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【災害時対応のインバウンド担当者が押さえておきたい情報】

【やまとごころ通信 Vol.616】

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お盆の日本列島を直撃した台風10号。報道を見ながら、外国人観光客にも情報がきちんと届いたのだろうかと気になった、やまとごころ編集部の外島(としま)です。 
そこで今週の業種別メルマガは「災害」をテーマに、過去の記事から読んでおきたい情報をまとめてみました。 

観光危機管理の第一人者 高松正人氏に聞く、インバウンド向け災害対策の最前線 
観光立国を目指す日本のあるべき姿。行政による計画やマニュアルの作成と、災害発生時の対処がカギを握る 
日本の観光危機管理の草分け的存在である、JTB総合研究所の高松正人氏に、災害時のインバウンド対応やそこから浮き彫りになった課題、さらには観光立国を目指す日本が心がけるべき観光危機管理について伺った。 

災害発生時に役立つ情報まとめたインバウンド向けリーフレット、観光庁が作成 
観光庁は訪日外国人旅行者向けに、災害発生時に安心・安全に日本滞在ができるように役立つ連絡先をまとめたリーフレット「Safety Information Card」を制作した。 

JNTO、外国人旅行者向けツイッターアカウント開設、災害時の安全情報など英語で発信 
日本政府観光局(JNTO)は、地震や台風などの災害や非常時に外国人旅行者へ安全情報を提供する公式 Twitter アカウント「Japan Safe Travel」(@JapanSafeTravel)を開設した。このアカウントでは政府・自治体、交通関連事業者による情報やJNTOが運営するウェブサイトにおける災害関係情報の更新等を発信していく。 
  
観光庁「非常時の外国人旅行者の安全・安心確保のための緊急対策」を決定。365日、24時間多言語体制のJNTOコールセンターなどを確立へ 
観光庁は、災害等の非常時でも外国人旅行者が正確な情報を迅速に入手し、安心して旅行できるように、JNTOのグローバルサイトにおいて、空港、鉄道の運行状況、各地域の詳しい天候などの情報提供をスタートさせた。 

災害時の訪日客に対する情報提供 多重化とハブ化が改善の鍵に 
近畿運輸局では、2018年6月の大阪府北部地震、9月の台風21号の災害発生時に、鉄道の運休や関西国際空港の一時閉鎖などの情報が訪日客に十分に伝わらなかった事態を受け、訪日客へのヒアリング調査を実施。関西空港から出国する個人旅行客を対象に、日本で災害が発生した際に、どのように情報を収集するかなどを面談形式で聞き取り調査を実施した。