週刊やまとごころ通信バックナンバー

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「不便さ」を武器に。わずか7軒の限界集落に建てた宿「ume, yamazoe」が提案する価値とは

【やまとごころ通信 Vol.969】

おはようございます。やまとごころ.jp編集長の堀内です。

「日本優勝」という偉業を成し遂げてWBCが幕を閉じました。言うまでもありませんが、イ
ンバウンドを盛り上げるためには、日本の素晴らしいものが海外に輸出されることも重要。と
いうことは、大谷選手の活躍ぶりや、日本が、野球選手ならだれもが憧れるであろうアメリ
に勝ったことも、コンテンツになりうるし、インバウンド誘致に活かせるのではないかと思い
ます。

いち観光事業者でやれることは限られていますが、連携すれば大きな力になりうる、可能性は
どこにでもあるので、後はどう生かすか次第だなと改めて感じました。

今日のメルマガでは、奈良県限界集落で1日3組限定の宿「ume, yamazoe」の支配人梅守さ
んへのインタビュー記事を載せています。訪れた人が優しい気持ちになり、ありのままを受け
入れられる、そんな場所であることを目指した取り組みは、日本で先駆けて「多様性&インク
ルージョン」を体現しているように感じます。ぜひ、ご覧ください。

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「不便さ」を武器に。わずか7軒の限界集落に建てた宿「ume, yamazoe」が提案する価値とは
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ターゲットに合わせたプロモーションで、稼働率9割を維持しているという宿はどのような
発想から生まれたのでしょうか。

▼未来の観光を作る起業家インタビューはこちらも
高千穂神楽継承に向け保存会立ち上げと観光活用に取り組むインバウンドスタートアップの
挑戦


観光をコアに地方の課題解決を請け負う、庄内発 街づくりベンチャーの挑戦

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台湾・香港市場の訪日意向調査、コロナ後の旅行予算 30万円超が過半数
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日本好きが多いと言われる台湾・香港からの観光客、ポストコロナで日本旅行に関する意識に
変化があったのか、探ります。

久しぶりの訪日と円安効果が相まり昨年第4四半期の1人当たりの旅行支出は増えました
2022年10-12月期インバウンド消費額5952億円、個人旅行解禁で2019年比5割まで回復

▼昨年11月開催の台湾最大規模の旅行博のレポート
インバウンド再開後初の大規模イベント 台北国際旅行博(ITF2022)、各国・地域は台湾消費者
にどうアピールしたのか?


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新たな集客販促施策の在り方模索、高野山エリアで一定額以上消費で交通費無料の実証開始
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「観光地での一定額以上の消費で交通費を無料」という取り組みが集客装置となるかどうか、
その効果の有無を検証することになります。

▼消費喚起には、デジタル化によるワンストップサービスでの対応が欠かせません
観光客の誘致・流通・決済の一元化、NTT西日本が目指す地域の観光DXとは?

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やまとごころ編集部のつぶやき
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WBCでは、準決勝、決勝と2試合連続、筋書きのないドラマの真骨頂を見た気がしました。日
本からも大勢が応援に駆けつけたようで、スポーツ観戦ツーリズム健在ですね。スポーツはな
んでもそうでしょうが、やはりテレビ観戦よりも生が痺れますよね。音楽も同じでしょう。
日イギリスのバンドのライブに行ったら、ヒジャーブをつけた若い女性がいたので聞いたとこ
ろマレーシアからやってきたとか。日本もバンドも好きなので楽しいと話してくれました。
(刈部けい子)