週刊やまとごころ通信バックナンバー

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現地レポ:関空-バンコク2万円、お得なチケットに人が殺到。タイ訪日旅行フェア

やまとごころ通信 Vol.960

おはようございます。やまとごころ.jp編集長の堀内です。

先日、兵庫県への出張にあわせて少し早めに実家に帰省し、週末を利用して大阪鶴橋を訪れま
した。

鶴橋には戦後に闇市の場所となった鶴橋商店街、韓国料理やK-POPアイドルのグッズなどを販
売するコリアタウンがありますが、その周辺にもアイドルのグッズや韓国のお菓子、コスメな
どを扱うお店が立ち並び、特に10代後半から20代ぐらいの若い人たちを中心に大混雑していま
した。

その近くにある公園では、観光客や地元の子供たちに交じって韓国語や朝鮮語で歌を歌う年配
の女性グループがいたり、また少し離れた場所にはベトナム料理店が点在し、在日ベトナム人
と思われる子供たちが公園で遊んでいたり、また近くのドラッグストアに行けば、東南アジ
ア、南西アジア系の人たちが働いていたり、とにかく多様性あふれる地域でした。

その後、この地域で活動するNPOの方にお話を伺うなかで、どのような人であっても暖かく迎
え入れておもてなしをするインクルーシブなマインドが根付いていることを感じました。

日本は「よそ者を受け入れない」「閉鎖的」だと言われることもありますが、ダイバーシティ
インクルージョンが根付いている場所もある。もちろん、その地域の歴史的背景や、様々な
困難や苦労を経て「今」があるのだと思いますが、その背景を知り、そこに根付く人々を知る
ことで学べること、ヒントがたくさんありそうだなと感じました。

それでは、今週のメルマガをお届けします。

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【現地レポ】関空―バンコク2万円、お得なチケットに人が殺到。タイ訪日旅行フェア
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タイ消費者に向けて、訪日観光PRと販売を目的とした「第14回VISIT JAPAN FITフェア」が3年
ぶりに開催されました。その様子をリポートします。

▼タイのインバウンド動向はこちら
タイ、2023年の外国人旅行者2500万人予測。春節には中国から10万人訪タイか

▼タイに限らず、訪日旅行の人気は衰えていないようです
2023年の旅行動向、訪日外国人2019年比6割の2110万人と予測。コロナ禍も日本人気根強く

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【訪日外国人数】2023年1月訪日客数149万7300人で6割弱まで回復、
東アジア4市場で100万人超え

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今年は旧正月が1月中にあったこともあり、中国を除く東アジア、東南アジアからの観光客が増
加しました。

▼ここに来て訪日客のカード決済額が増えています
インバウンド再開後の訪日外国人 消費動向、リベンジ消費で回復傾向も中国不在が鮮明

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英仏で長崎県五島市への誘客ショートムービー、世界遺産の巡礼と自然をテーマに放映
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地域振興部の担当者はこれまでほとんどいなかったインバウンド客がこの動画をきっかけとし
て来島してくれればと話しています。

長崎市の取り組みに注目です
【DMO研究】「稼げる地域づくり」に向けた長崎DMOのマネジメント術

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やまとごころ編集部のつぶやき
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久々に、旅行者のために宿泊手配をしています。京都にはホテルが増えたことを実感しつつ
も、4月上旬は満室のところが多く、争奪戦が戻ってきました。体験プログラムの種類や提供
元が多様化していて、様々な旅のバリエーションが楽しめそうです。実際にはどのくらいの人
出になるのか、予測ができないところがあり、全てが手探りです。宿泊施設や飲食店では人手
不足との情報も多いので、きめ細かいサービスが提供されないこともあるかもしれません。旅
行者側も色々な事態を想定しての準備が必要ですね。
(清水陽子)