週刊やまとごころ通信バックナンバー

週刊やまとごころ通信バックナンバーをご紹介します。

台湾で新型コロナウイルスに対する日本の警戒レベル最高値に引き上げ、19日からは外国人の入国禁止  

【やまとごころ通信 Vol.676】

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おはようございます。やまとごころ編集部の外島(としま)です。

3月11日にWHOが、新型コロナウイルスは世界的流行を意味する「パンデミック」状態にあると表明したことを受け、出入国禁止などの策をとる国が一気に増えました。やまとごころでは、日本政府観光局が、重点市場と位置づける20市場の入国規制状況を一覧としてまとめました。記事内のPDFをダウンロードしてお役立てください。
新型コロナ対策:各国・地域の入国規制状況まとめ (3月20日更新)—出入国を禁じ、世界の多くの国が鎖国状態に

2020年2月の訪日外国人数が発表になりました。中国、韓国、台湾、香港の東アジア4市場で前年同月比71.9%減と大幅に減少。ひと月の訪日客数が100万人台にとどまったのは2014年6月以来のことです。
【訪日外国人数】2020年2月訪日客数6年ぶりの100万人台、東日本大震災以来の6割減。中国は10万人割り込み

国土交通省九州運輸局が発表した、2019年九州への外国人入国者数は韓国からの訪日客の減少が影響し、8年ぶりに減少。2020年1、2月はさらに厳しい状況となっています。
九州への2019年外国人入国者数、17.5%減の422万人で8年ぶりのマイナス。2020年もコロナの影響で大幅減に

りそな総合研究所が、新型コロナウイルスがインバウンド市場に与える影響を試算し直したレポートを発表しました。同研究所では訪日客の落ち込みを2月~5月の4カ月にわたるとして試算したレポートを2月に発表していましたが、今回は訪日客が落ち込む期間を1カ月伸ばすなど前提条件を見直したものとなっています。
新型コロナウイルスによるインバウンド市場への影響、6月まで訪日客落ち込みで9813億円の減少と試算

やまとごころでは、インバウンド業界の先輩達から“今なにをすべきか”をテーマに寄せられたメッセージをお届けしています。中国マーケットに精通した近藤さんによると、厳しい状況下でも中国の旅行会社はV字回復を狙い着々と準備を進めているそうです。今回の対応で絆が強まった中日関係、ウィルス問題が収束したら、必ず訪日ブームが訪れると確信しているそうです。
【コロナの先のインバウンド業界②】ビジネスの柱を奪われても、V字回復の準備を進める中国旅行業界 —フレンドリージャパン 近藤 剛氏
【コロナの先のインバウンド業界①】今だからこそできることを考える—やまとごころ村山慶輔

やまとごころでは、リカバリー期に向けて“今できること”に取り組んでいらっしゃる自治体、事業者の方々の動きを紹介することで業界の力になれればと考えています。具体的な動きをしていらっしゃる皆様、ぜひ編集部までお知らせください。
media@yamatogokoro.jp (担当:外島、堀内)

それでは、今週も「インバウンドビジネスを支援する」やまとごころの情報をお役立てください。

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やまとごころニュース 
先週の注目ランキングTOP5(2020/3/14~2020/3/20)
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注目ニュースTOP5、まとめ読みはこちら

■第1位
台湾で新型コロナウイルスに対する日本の警戒レベル最高値に引き上げ、19日からは外国人の入国禁止
■第2位
新型コロナウイルスの世界的流行を受けWHOがパンデミックを宣言、東京オリパラ開催判断に影響か?
■第3位
JR東日本 今夏の訪日外国人客増加に向けて取組を強化、新たなSuicaも発売
■第4位
欧州富裕層向けチャーターヨットによる滞在型周遊ツアー実証実験、伊勢志摩・鳥羽地域の魅力と課題が明らかに
■第5位
「Tokyo Subway Ticket」が、QRコードを使って旅行者用券売機から簡単に発券できるサービスを開始

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