週刊やまとごころ通信バックナンバー

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【東日本大震災を乗り越えた東北の姿に学ぶインバウンド事例】

【やまとごころ通信 Vol.673】

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おはようございます。やまとごころ編集部の外島(としま)です。
昨日3月11日は東日本大震災から9年でした。新型コロナ感染拡大を防ぐため政府主催の追悼式は中止となりましたが、改めて失ったものの大きさに思いを馳せた方も多かったのではないでしょうか。未曾有の震災から9年、東北では前を向きインバウンド事業にも取り組んできました。現在、先の見えないコロナウイルスと日本中が対峙していますが、災害を乗り越えてきた先輩から学ぶためにも、今週のテーマ別メルマガでは【東日本大震災を乗り越えた東北の姿に学ぶインバウンド事例】を紹介します。

2019年東北6県のインバウンド宿泊者数、東日本大震災から8倍超の155万人で政府目標前倒し達成。LCCなどの誘致が功を奏す
観光庁「宿泊旅行統計調査」によると、2019年の東北6県の外国人延べ宿泊者数は155万7910人泊となり、1年前倒しで150万人泊を達成したことがわかった。

東北へのインバウンド客は8割がリピーター 紅葉や雪景色への満足度高く
株式会社日本政策投資銀行がまとめた調査レポート「2019東北インバウンド意向調査」によると、東北を訪問したことのある外国人旅行者の東北の観光資源に対する満足度は、訪日経験者の全国平均よりも8~10%高かった。

【東北風土マラソン&フェスティバル】 「マラソンを通して東北と世界をつなぐ」をミッションに、2日間で5万人を集客
宮城県登米市を舞台に開催される「東北風土マラソン&フェスティバル」。復興支援をきっかけに始まった同大会は、国内のみならず世界中の人々を誘致するイベントとして話題を呼んでいる。

タクシーの事前確定運賃サービスが東北地域でスタート、訪日外国人も安心で利用しやすい環境に
東北地域において、タクシーの事前確定運賃システムが国土交通省に認可され、事前に運賃を確定させて予約ができるサービスがスタートした。これにより訪日外国人を含めたタクシー利用に関する不安がなくなり、より利用しやすい環境が整った。

東北の夏祭り 来場者は過去最高の1616万人に 訪日客も年々増加
日本銀行の青森、仙台、秋田、福島の4支店は、2019年の東北夏祭りの動向結果をレポートにまとめて公表した。調査した16の祭りの総入込客数は前年比5%増の1616万人と、東日本大震災前の2010年における1597万人を初めて上回り、過去10年間で最高の入込客数を記録した。

◆東北は世界でも評価されはじめています。
「ナショナルジオグラフィック」で東北が2020年ベスト・トリップに選出。世界の有力誌で軒並み高評価に

ロンリープラネットがお薦め旅行先を選ぶ「Best in Travel 2020」地域編で東北が世界第3位に

英国『ガーディアン』紙の「2020年に行くべき20の場所」日本で唯一、福島県を選出

それでは、本日も「インバウンドビジネスを支援する」やまとごころの情報を皆様の事業にお役立てください。